クラーク・リトルを目指してショアブレイクを撮ろうとしたら、3分で身の程を知った

ハワイで試してみた | 2015年03月31日 |

2014年10月29日

クラーク・リトルといえば、ノースショアの波を撮り続ける世界中で大人気のフォトグラファー。彼の波の写真は、ショアブレイクを波の内側から撮っていて、とてつもない迫力を感じさせる作品になっています。そんな彼の作品のような写真を撮りたいと思い、あろうことか半端なく波がでかいサンディービーチで撮影にトライ！（※危険なので絶対に真似をしないでください。）正直、彼の作品がほしいけど予算オーバーもいいところなので、欲しけりゃ自分で撮ったれ的な貧乏性マインドが働いています。

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さて、まずは状況調査です。サンディー・ビーチ・パークでもクラーク・リトル効果は出ているのかとあたりを見回してみます。

やはり影響力は大きいようで、一眼だけでなくGoPro HEROにハウジングを装着して撮影しているひともいるようです。当日はその場にそういった人が少なくとも4人くらいいました。さて、わたしはハウジングなど持っていないので、一眼をジップロックに包んで波に立ち向かいます。

いや、ホントに波がでかいです。若かりし頃、台風直前に味わった相模湾の波とは大違いです。ショアブレイクの中まで辿り着くことができるか否か！なみなみならぬ大波のパワー、そしてひとつ波が通り抜けたと思ったらすぐに次の大きな波が襲ってくるという状況。まさに泣きっ面に蜂とはこのことです。

そもそも、やっぱりジプロックではダメだったようで。。。せっかく撮ったのになんだかぼやけてますね。そして、写真が斜めになっているのは、すでに波に飲まれているからですorz

その時の陸から見た私。無残にも波に飲まれ、完全に腰が引けています。。。

サーフィンの時のように、波をくぐれば、なんて思っていましたが甘い甘い。あっという間に飲まれます。もう、立っているのがやっと。たまに2発目の波にふっとばされて3D回転し、尾てい骨を強打します。。。

サーファーも飲まれます。ここはまだ、砂浜から全然離れていないところです。

一難去ってまた一難、こうやってひとつめの波に飲まれている時に、もう次の波が来ています。。。ほんと半端ない。

手前の波に飲まれているころ、次の波がショアブレイク。あそこまで行きたいのに、全然行かせてもらえません。

そしてこの直後、ライフガードのおじさんに激怒ぷんぷんされます。あぶねーからやめろと。。。その後はおとなしく、砂浜から撮影再開です。

こんなショアブレイクを、並の中から撮ることができたら。もういちど波乗りをやろうかなと思ったひとときでした。

あそこまで行くことができれば。。。

ライフガードのおじさん、本当にさーせんでした。しかし、諦めません、勝つまでは！（別の場所でね）この日の夜、ダイビングのツアーを主催している現地在住のひとと食事したのですが、「サンディビーチはやばいよ、でかい波来たと思ったら、すぐに次のでかいのが来るから、乗ろうとしてもすぐに飲まれるよ。だから20年前に行ったきり二度と行ってない。」と言ってました。やっぱり最初からハードル上げすぎたみたいです。。。そんなクラーク・リトルの作品集はこちらです。