ハワイ旅行をする際に、私たちが払うことになる税金には、日本と同様に消費税にあたる州税とホテル税(東京都内など限定的)があります。
日本とは若干名称が変わるので、少々混乱しがちですが、そのあたりも含めてご説明します。
消費税(州税)
日本の消費税は、ハワイでは州税と呼ばれます。さらにオアフ島では、この州税に加えて市郡税がかかるようになっています。
この二つの税金はそれぞれ、
- 州税 4.166%
- ホノルル郡付加税 0.546%(オアフ島内のみ)
となっていて、オアフ島だと4.712%かかることになり、それ以外のハワイ島などの島では州税のみの4.166%となります。
日本の消費税が現在8%ですから、それよりも数%安い税金で済んでしまうことになりますね。
レシートへの税金の記載例
写真のレシートはヒルトン ハワイアン ビレッジのスタバのものなのでオアフ島です。ですから州税とホノルル郡付加税がかかっています。レシート上ではTAXとまとめて表記されていますね。
この例で税率4.712%で計算をしてみると、税金は0.237956ドルになります。スタバではこれを繰り上げて(四捨五入かもしれません)、0.24ドルが税金分と記載されている状態です。
※本記事に記載の州税および郡付加税は、2015年7月時点のものです。
ホテル税
ハワイでは、東京都内などと同様に宿泊費に税金がかかるようになっています。ただし、東京都内では1泊1万円以上が対象かつ、1.5万円未満で100円、1.5万円以上で200円なのに対して、ハワイでは9.25%の税金がかかります。オアフ島ではこれに州税と郡付加税4.712%がかかるので、合計で13.962%の税金が加算されることになります。これはなかなかのものですね。
また、このホテル税はここ数年で度々増税されていて、これからもさらに増える可能性があります。
ただ、このホテル税については、旅行会社のツアーに参加していれば、ツアー代金に含まれるものですので、あまり気にする必要はないかもしれません。
Airbnbのようなサービスを使ってハワイで宿泊をする際には、今のところホテル税はかからないようです。ただし米国内の他の地域、たとえばサンフランシスコではホテル税の徴収が開始されているようですので、ハワイでもそのうち徴収されるようになるのかもしれません。
※本記事に記載のホテル税は、2015年7月時点のものです。
まとめ
- 消費税にあたる税金は日本よりも安い
- ホテル税がだいぶ多くかかる
- 両方合わせたら日本と比べてプラマイゼロくらいなのかも?
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